strcoll
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| ヘッダ <string.h> で定義
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| int strcoll( const char *lhs, const char *rhs ); |
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LC_COLLATE カテゴリで定義されている現在のロケールに従って、2つのヌル終端バイト文字列を比較します。
目次 |
[編集] 引数
| lhs, rhs | - | 比較するヌル終端バイト文字列を指すポインタ |
[編集] 戻り値
lhs が rhs より小さい (前に来る) 場合は負の値。
lhs が rhs と等しい場合は 0。
lhs が rhs より大きい (後に来る) 場合は正の値。
[編集] ノート
照合順序は辞書順です。 アルファベットの文字 (等価クラス) の位置は大文字小文字や変種よりも高い優先度を持ちます。 等価クラス内では、小文字は同等な大文字よりも前に照合され、ダイアクリティカルマーク付きの文字にはロケール固有の順序が適用されるかもしれません。 ロケールによっては、文字のグループが単一の照合単位として比較されます。 例えば、チェコ語の "ch" は "h" より後、 "i" より前に、ハンガリー語の "dzs" は "dz" より後、 "g" より前に来ます。
[編集] 例
Run this code
#include <stdio.h> #include <string.h> #include <locale.h> int main(void) { setlocale(LC_COLLATE, "cs_CZ.iso88592"); const char* s1 = "hrnec"; const char* s2 = "chrt"; printf("In the Czech locale: "); if(strcoll(s1, s2) < 0) printf("%s before %s\n", s1, s2); else printf("%s before %s\n", s2, s1); printf("In lexicographical comparison: "); if(strcmp(s1, s2) < 0) printf("%s before %s\n", s1, s2); else printf("%s before %s\n", s2, s1); }
出力:
In the Czech locale: hrnec before chrt In lexicographical comparison: chrt before hrnec
[編集] 参考文献
- C11 standard (ISO/IEC 9899:2011):
- 7.24.4.3 The strcoll function (p: 366)
- C99 standard (ISO/IEC 9899:1999):
- 7.21.4.3 The strcoll function (p: 329)
- C89/C90 standard (ISO/IEC 9899:1990):
- 4.11.4.3 The strcoll function
[編集] 関連項目
| (C95) |
現在のロケールに従ってワイド文字列を比較します (関数) |
| strcoll と同じ結果を strcmp で得られるように文字列を変換します (関数) | |
| (C95) |
wcscoll と同じ結果を wcscmp で得られるようにワイド文字列を変換します (関数) |
| 2つの文字列を比較します (関数) | |
| strcoll の C++リファレンス
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